This is my life. 私のこれまでと、これからを。

40歳を過ぎて始めた不妊治療や沖縄での日常、ひとり旅やゴハンの話など。私の経験が誰かの役に立てば嬉しいです。

パートナーは障がい者。障害のある人との生活について。

現在のパートナーと暮らし始めて

もう3年ほどになります。

お互い入籍にはこだわりがなく

今のところ

事実婚というやつですね。

 

彼は耳に障害がありまして

補聴器をつけないと

ほとんど会話になりません。

 

補聴器を着けた場合でも

急に話しかけたり

後ろから声をかけると

まったく聞こえないようです。

 

現時点で、障害の等級は3級。

(最も聞こえないのは2級)

 

数年前までは6級だったので

徐々に、急速に悪くなってきています。

障がい者との暮らし

私自身、彼の障害は

あまり気にしてませんでしたが

それでも一緒に生活するとなると

なかなか大変なものです。

 

一緒に暮らし始めたばかりのこと。

 

朝、彼の寝室から爆音が鳴り響き

飛び起きて見にいくと

目覚まし時計が暴走族並みの音量

鳴り響いてました。

(あ、寝室は別です。笑)

 

私より早く仕事に出る彼は

目覚ましを解除し忘れたまま

出かけてしまった様子。

 

その頃は私も仕事が忙しかったので、

朝から 殺意が芽生え  ドッと疲れました。

 

この日初めて

彼と一緒に暮らしていくのは

大変かもしれない…と軽く心が折れましたね。

 

 

パートナーは障がい者

彼は普段から、部屋にいるときは

補聴器を外して耳を休ませています。

 

TVは字幕が出る設定にしたりして

補聴器をしなくてもいいよう工夫していますが

インターフォンが鳴っても聞こえない事もあり

万が一の非常時には、私がいち早く気がつかないと

いけないわけです。

 

時には私もイライラして

怒鳴るように話してしまい

反省と自己嫌悪。

 

 

優しく努力家の彼なので

今のところ一緒に生活できてますが

正直、彼を捨てて ひとり気楽に生きていきたい

と思う日もありました。

 

なんだかんだで

将来をともに過ごしていく事になりましたけどね。

 

3年も一緒に暮らせば

気をつけるべきポイントも分かってくるし、

まぁ顔を見ただけで、だいたいの事は分かります。

 

もしこれから聴覚障害の方と

お付き合いや結婚を予定されている方がいれば

「意外と なんとかなる」

とお伝えしたい。

 

生活は共に作っていくもの。

 

一緒になんとかしていこう、と前を向くことが

家庭円満の秘訣だと思います。

(わたし入籍してないけどね。笑)